からっからっの日が続いています。
雨は嫌いなのでこの方がいいんですけれども、
そのうち集中してやって来て、豪雨にでもなったら大変ですねぇー
さて、今日は本の話をします~
寝る前に少々読書をする習慣があるという話を以前しましたが、
齋藤孝氏の『知性の磨き方』をまだ読んでいます(^^)ヘヘ
一章で漱石が取り上げられている話はしましたが、
二章では、福澤諭吉の生き方から学べることが書かれています。
齋藤先生、諭吉さんも大好きなようで、
ヤスコさんは齋藤氏の本で何度かそれを確認しております(^^)
福澤諭吉といえば、『学問のすすめ』そして一万円札ですね!
偉い学者さんで立派な人というイメージはありましたが、
好んでこの方の本を読むことはありませんでした。お金は大好きですがw
しかし、少し前に読んだ齋藤氏の本の中で『福翁自伝』が薦められていたので
早速読んでみたところ、とっても読みやすくておもしろかったのです!
ブログで薬の話を書いたときに紹介した、医師近藤誠氏は、
小5の時に福澤諭吉の『福翁自伝』を読んで慶應にあこがれて入学された
とのこと。ちなみに慶應で「先生」と呼んでいいのは福澤先生だけらしいです。

少し脱線しましたが、『福翁自伝』を読んでから遠い存在の福澤諭吉氏が
ぐっと身近に感じられるようになりました。
福澤家は大分県中津の武士でしたが、父親が大坂にある中津藩の倉屋敷に
勤めていた時に産まれたので、大阪生まれ♪
その後、再び大阪の「適塾」でオランダ語と蘭学を学びました。
ここでまた脱線しますが、そこで学んだ顔ぶれの中に
漫画家手塚治虫の曽祖父である医師の手塚良仙もいたということです。
『福翁自伝』の中には、福澤が13~15歳くらいの時に、
近所の神社から御神体を引っ張り出し、どこにでもある石と
取り替えてしまったというエピソードが書かれています。
福澤諭吉の良さは、このカラリとした精神にあります。
知性・理性によって明治の荒波の中にあって明るく力強く歩んだ
その精神から、今のストレス社会に生きる私たちは
多くを学べるのではないでしょうか。
ということで、本日は『福翁自伝』の紹介でした~(^-^)/

今日はちょっぴりかたい話でした~
お読み頂きましたことに感謝いたします。