漱石山房記念館 開館記念イベント♪

連日の晴天、嬉しいですねぇ~♪
ぽかぽか暖かくてお出かけ日和ですが、
家事を全て終えたヤスコさんは、PCの前にどっかり~(^^)

 

今日も旅の続きを書きます。
~早稲田大学大隈記念講堂にて
漱石山房記念館 開館記念イベント

今回の旅の締め括り、このイベントが当たったので
今回の旅を計画したのです♪
女優竹下景子さん、宮崎駿氏、作家半藤一利氏にお目にかかることが出来るのです!

 

早稲田大学の辺りも漱石ゆかりの地です。
漱石は東京帝国大学に在籍したまま、早稲田大学の前身となる
東京専門学校の講師を明治25年から28年まで務めていました。

「丁度大学の三年の時だったか、今の早稲田大学、昔の東京専門学校
英語の教師にいって、ミルトンの『アレオパジチカ』というむずかしい
本を教へさされて、大変困ったことがあった」 (僕の昔』

早稲田という地名の由来は、神田川に近く川が入り組んだ地形から、
水稲の田圃が多くあり、凶作に備えて普通の田植えより早い時期に
植える田があった事による ということらしいです。
当時の様子はこんな感じでした~

(『漱石と歩く、明治の東京』広岡祐著から)

 

早稲田駅前交差点から北へ入る道を数分歩くと大隈講堂が見えて来ました☆

彦根藩・井伊掃部守(かもんのかみ)の下屋敷が維新後に大隈重信邸となり、
広大なキャンパス内の庭は、リーガロイヤルホテルと大隈庭園になっています。
この大隈講堂脇の小ぶりな建物は、
明治35年に建設された大隈重信邸・門衛所☆
大学構内に現存する唯一の明治建築らしいです(^^)/

雨が降って来ました(--)
大隈講堂の前には、イベントを楽しみに待つ年齢層の高い人達の列が!!!

 

そして、始まりました(^^)/
***「漱石と日本、そして子どもたちへ」***

漱石山房記念館名誉館長半藤末利子の挨拶が聞けたのは嬉しかったです♪
漱石の長女・筆子さんの四女、お孫さんです。『漱石の長襦袢』は読みました^^
とても謙虚な愛らしい方という印象を受けました。

第1部は、竹下景子さんの朗読とチェロ奏者の演奏
漱石の功績は、言文一致をすすめ口語体で小説を書いたこと。
朗読や音読に適していて、竹下さんの素晴らしい朗読で
より一層漱石文学に輝きが増すように感じられました。
『夢十夜』『硝子戸の中』『草枕』からの朗読でした☆

第2部は、作家半藤一利氏(末利子さんの夫)と
アニメーション映画監督宮崎駿氏の対談
お二人は、今回で3回目の対談。共通点は漱石好きということです。
宮崎駿氏は、『草枕』を好んで読むと言っておられました。
半藤氏も『草枕』は高く評価しておられましたが、漢文が散りばめられていて
とても難解な文章です。ヤスコさんは、そこを飛ばして読みました^^
話が盛り上がって、草枕の一場面をアニメーションで表現出来ないか!?
と半藤氏の無茶振りに、宮崎駿氏はたじたじで・・・
結局、「やりましょう!」ということになりました(^-^)/
大丈夫かな?
エンドレスの対談で・・・始まってからそろそろ3時間です!
主催者の方が前で紙を出してお話を止める様子に大爆笑でした(^^)/

余韻を残して大隈講堂を去ります~
END

***これで漱石文学散歩はすべて終了です***

 

内容の濃い充実した二日間でした!
東京駅から新幹線に乗って帰宅です~~~

今度はどこに行こうかな?

 

本日もありがとうございました。
お出かけ日和が続きます。お気をつけて行ってらっしゃい~(^-^)/

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